チマチマでも楽しめるRPG!ゼノブレイドクロスDEレビュー

レビュー
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こんにちは!

今回はゼノブレイドクロスDEをプレイした感想についてネタバレなしでまとめていきます。

まず結論ですが、タイトルにも記載したようにチマチマでも楽しめますし、時間がある時はじっくりと向き合えるような内容でした!

本作の印象としては非常に重厚かつボリュームたっぷりなゲームでした。

意外かもしれないですが、本作は忙しい人や少しずつゲームを遊びたい人にもお勧めしたい一本です。

正直、プレイする前までは侮っていました。惰性もありつつ購入した本作ですが、めちゃくちゃハマりました。寝る前のちょこっとプレイや時間が空いている日にがっつりプレイすることが多かったです。

一方で、本作の全部が良かったわけではなく、特に序盤はゲームを理解するのに苦しんだところもありました。

ごぬ
ごぬ

とは言っても進めていきながら少しずつ理解していくゲームも多いとは思いますが・・・

当記事ではそんな本作の面白かった点や気をつけておくべき点についてまとめていきます。

当記事がゼノブレイドクロスDEの購入を迷っている人の参考になれば嬉しいです。

本作はこんな人にオススメ

  • ゲームを少しずつ進めたい人
  • 腰を据えてじっくりゲームを遊びたい人
  • 探索が好きな人
  • やり込み要素を求める人
  • 戦略的なバトルを楽しみたい人

筆者のゼノブレイド歴

  • ゼノブレイドは未プレイ
  • ゼノブレイド2はゲームシステムが合わず約20時間のプレイで断念
  • ゼノブレイド3はストーリークリア済み

1.本作の魅力(3選)

1-1.探索要素

まず、本作の最大の魅力であった探索についてです。

ストーリーの導入をざっくり・・・

異性文明同士の争いに巻き込まれ地球は滅亡。

そこから脱出した人類が不時着した場所がミラという惑星だった。

本作の舞台である惑星ミラですが、そのフィールドの広さは圧巻です。

ごぬ
ごぬ

マップを確認した時のワクワク感は本作でも強く感じることができます。

フィールドでは地域ごとに多種多様な顔を持っています。

例えば平原が広がっているエリアもあれば、目的地まで山があってかなり険しくなっていたり、その道中で思いがけず絶景スポットにたどり着いたり、異性文明のアイテムが落ちていたりなどなど。

フィールドを散策しているだけでもワクワク感があり、非常に面白かったです。

さらに、探索をするにあたっては凶暴な原生生物から異星人など、様々な敵も存在します。

敵についてはエリアごとに強敵がいたりもします。今のレベルでは倒せない敵も散らばっているので進めるごとに自分のレベルが上がって倒せる敵が増えたり、それによって行けるエリアが広がったりしていく気持ちよさも味わうことができました。

さらに探索をするなかで「フロンティアネット」という仕組みも良かったです。

フロンティアネットとは・・・

惑星ミラの開拓をしていくための仕組み。

フィールド上にフロンティアネットとして適している場所があり、その地面に機械を杭のように打ち込む。

機械を打ち込んだフロンティアネットから定期的にお金や資源を生み出すことができるようになる。

初めて打ち込む機械は通常のものであるが、よりお金や資源を生み出せるものなどと入れ替えをすることができる。

フィールド探索の目的の一つとしてフロンティアネットを設置できる場所を探すということにもなります。

設置したフロンティアネットにはファストトラベルができるようになりますので、次回探索する時にはそこからスタートということもできます。

さらに、フロンティアネットを設置しフィールドを開拓していくことで獲得できる資源も少しずつ増えていきます。探索と開拓をしながら少しずつ収入が増えていくというロマンも味わうことができます。

少し話題がそれますが、キャラクターの操作感も良かったです。

ごぬ
ごぬ

移動が多いのでキャラクターの操作感が合うかどうかは重要だと思います。

具体的にはキャラクターの挙動はリアルなものではなかったものの、ストレスなくキャラクターを動かすことができました。

体感としてキャラクターのダッシュも速く感じましたし、ジャンプも高めに設定されていてサクサクっとキャラクターを動かすことができました。

ただし、SwitchのJoy-Conだと少しプレイがやりにくかったです。テレビモードで遊ぶ時はプロコンを使ってました。

携帯モードの時はゲームの周辺機器に定評があるホリのコントローラーを使っています。

カメラワークが求められるゲームを遊ぶ時はホリのコントローラーを使っています。Joy-Conの代わりに取り付けるだけで使えますので、気になる人は下のリンクを確認してみて下さい。(ちなみに筆者は2年くらい使っています。)

1-2.やり込み要素

本作はゲームが始まってからやり込み要素を実感できるゲームデザインとなっていました。

一番最初にやり込み要素が深そうだなと実感したのがマップです。

マップには通常のマップ以外にもエリアが細かく六角形に区切られているマップもあります。

六角形のエリアにはそれぞれ宝物や強敵、フロンティアネット、クエストなどが散りばめられています。

例えば、強敵がいるエリアであれば「対象の強敵を倒すとその六角形はクリア」というふうに作り込みされています。

広大なマップに六角形が敷き詰められているので、その六角形を全制覇するだけでもかなりのやり込み要素だと思います。

また、やりこみ要素として主人公の育成も挙げられます。

主人公にはいくつかの戦闘クラス(ドラクエ等で言う職業のようなもの)があり、上級職も用意されています。ですので、全てのクラスをマスターするといったやりこみ要素もあります。

その他にもやり込み要素は非常に多いです。

プレイステーションだと各ゲームのやり込み要素としてトロフィーシステムがありますが、本作ではそれに似たシステムもあります。

それがプレイアワードというものです。

プレイアワードとはやり込み度合いがわかるシステムです。ストーリー、バトル、ワールドといった分野ごとに用意されています。

例えば、特定の敵を一定数以上倒すことやクエストを一定数クリアすると達成するようになっています。プレイアワードは種類も数も多く、非常にボリューミーに感じることができると思います。

ごぬ
ごぬ

とことんやりこみたい人にとってはかなり嬉しい要素だと思います。

1-3.戦略的なバトル

本作の戦闘は仕組みは少し複雑ですが、戦略性の高いバトルが楽しめました。

バトルシステムについて

通常攻撃はオートで進行。

プレイヤーは武器変更やアーツの発動などを任意のタイミングで行う。

武器については格闘武器(近距離)と射撃武器(遠距離)の2種類を装備。武器はバトル中に敵に合わせてプレイヤーが変更していく。

アーツとは特殊な技やスキルに相当するもの。アーツは一度使用するとリキャストと呼ばれるクールタイムがあり、次の発動までは時間が必要となる。

アーツについてはリキャストがあると記載しましたが、ストーリーを進めていくとバトル中で一定回数はリキャストなしで発動できるようになります。

ごぬ
ごぬ

アーツをリキャストなしで発動できるため、バトルの遊びやすさも重要視されているんだと感じました。

もう少しアーツについて深堀りすると、アーツは大きく「格闘アーツ」「射撃アーツ」「支援アーツ」「弱体アーツ」の4つに分類されます。それぞれ攻撃や回復、補助効果などアーツごとに多彩な役割があります。

アーツ同士を特定の順番で使うことでコンボが発生し、ダメージアップや敵の状態異常など追加効果を狙うこともできます。また、「背面から使うと威力アップ」など、位置取りによってより有利に立ち回れたりするものもあります。

アーツの例としては、敵を挑発して攻撃の矛先をプレイヤーに向けたり、敵を転倒させて大ダメージを狙うなど。

アーツの組み合わせや仲間との連携も重要で、その内容を組み立てていく面白さもあります。

例えば、「敵を挑発して攻撃の矛先を自分に向ける→敵の攻撃の矛先が自分の時に威力が上がる攻撃を繰り出す」というようにスキルの組み合わせで攻撃の火力が上がったりします。

また、戦闘中に仲間から「射撃アーツで攻撃して!」といった内容の掛け声があります。

その時に対応したアーツを発動するとアーツが強化されたり、体力が回復したりします。

実際に仲間から掛け声が出る時は画面上でも色つきの吹き出しがでるので、その色に対応したアーツを発動すると良いですので、仲間からの掛け声を聞き逃すことは少ないと思います。

ごぬ
ごぬ

探索だけでなく、バトル要素もしっかり作り込みされているなと感じました。

2.異なる遊び方が両立する理由

ここでは当記事の冒頭にも記載した内容について触れていきます。

それは時間をたっぷり使った遊び方だけではなく、少しずつ進めていく遊び方も十分楽しめるというものです。

一見、両極端なことを言ってるように聞こえると思います。しかし、本作ではどちらの遊び方もできると筆者自身は感じましたのでその点についてまとめていきます。

2-1.少しずつ遊べる要素

少しずつ、言い換えるとチマチマと遊べる要素が散りばめられているのも本作の特徴です。

チマチマと遊べる要素の最たるものはサブクエストになります。

サブクエストは「〇〇を集めてきて」「〇〇を倒してきて」などのおつかいクエストが多かったのですが、内容としては超短編の物語を楽しむことができました。

サブクエストの内容によってはシリアスな展開もありました。気を抜いてサブクエストを消化しているとびっくりする展開もありました。

サブクエストの数自体もめちゃくちゃ多いです。こなしてもこなしてもなかなか減ってるように感じることが難しいのでチマチマと進めていくのに向いていると思います。

こういった要素があるので普段は何かしらで忙しいけど、毎日少しはゲームで遊ぶ時間があるという人にも楽しんでもらえると思います。

ごぬ
ごぬ

もちろん本作の醍醐味である探索も少しずつでも楽しめると思います!

2-2.じっくりと遊べる要素

当然と言えば当然だと思いますが、本作はその世界観にどっぷりハマって遊べます。

ストーリーの進め方としても、探索を一定以上進めてからストーリーを進めるようになったり、特定のサブクエストをクリアしてからストーリーを進めたりします。

ゲームプレイとしてじっくりプレイも求められますし、そういうゲームを求めている人にもぴったりです。

筆者自身はまとまった時間がある時に探索にのめりこんでみたり、サブクエストを大量に消化してみたりというようにプレイしていました。

その他にもじっくり楽しめたところとして、仲間との親密度を上げること、より有利な戦闘になるようにアーツや装備の組み合わせを考える、フロンティアネットの構築を考える、という部分が挙げられます。

もちろんサクッとプレイできる部分もありますが、土台はじっくりな要素が強いと思います。

2-3.おすすめの遊び方

ここまで少しずつも遊べましたいし、じっくり遊ぶこともできましたという内容を書いてきました。

そこでおすすめの遊び方についてですが、生活リズムに合わせて遊べる時に遊ぶで十分だと思います。

少しずつ進めていくもよし、がっつりやり込むもよしといったゲームデザインだったと思います。

ですので、当記事を読んでいただく中で、少しでも興味を持った人は本作をぜひプレイしてみて下さい。

ごぬ
ごぬ

私自身も探索要素に興味を持ってプレイし始めました。

3.購入前に知っておいた方がいいこと(3選)

ここまでは本作の魅力を中心にまとめました。

ここから購入前に知っておいた方がいいことについてまとめていきます。

知っておいた方がいいこと

  • メインストーリーのボリューム
  • 序盤の遊びやすさ
  • システム面について

3-1.メインストーリー

メインストーリーだけということであればボリュームはそんなにないと思います。

メインストーリーの内容としては「えっ!」と驚くような展開自体はありましたが、「ストーリーがめちゃくちゃ面白い!」というものではなかったです。

メインストーリーだけではなく、サブクエストなどもしっかりとこなしていくことで、本作はより面白く感じるようなゲームデザインだったと感じています。

3-2.序盤の遊びやすさ

探索ができるようになってすぐから、本拠地の周りにも強敵が出現するようになります。

オープンワールドでは始まってすぐ強敵がいるということは割とあるあるかもしれないですね。

筆者自身も経験した内容になるのですが、序盤のサブクエストで「〇〇を集めてきて」と言うものを受注しました。その対象の物が序盤では倒せない敵の後ろにあるというもので詰まりかけました。最終的にそのクエストはなんとか敵の視界を潜って達成しましたが、正直もう少し易しくして欲しいなと感じました。

特に序盤は強敵は倒せません。強敵に怯えながら探索をしていた部分もありましたので、序盤は不自由に感じることもあるかもしれないです。

ごぬ
ごぬ

キャラクターを育てていくことで自由度が上がると考えると面白く感じた部分もありました。

3-3.システム面について

本作のゲームシステムについては特に序盤は覚えることが多いように感じました。

例えば、マップの見方だったりクエストの種類、固有名詞の多さなどが挙げられます。

この点は実際にプレイしてみて実感するところも多いと思います。

ごぬ
ごぬ

いっきに全部を覚えるのは大変なので遊びながら少しずつ覚えると言う気持ちで楽しむのがいいかもしれません。

4.最後に

ここまでゼノブレイドクロスDEについてまとめましたが、いかがだったでしょうか。

筆者としては序盤は「少し難解なゲームなのかな」と思う部分もありました。

しかし、進めるごとにゲームに慣れたりやれることが増えたりというように、ある程度軌道に乗ってからはめちゃくちゃハマって遊んだ作品となりました。

当記事がゼノブレイドクロスDEについて気になっている人の参考になって入れば幸いです。

それではまた次の記事でお会いしましょう!

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