1.ロマンシングサガ2リベンジオブザセブンを遊んだ感想
こんにちは!
今回はネタバレなしのロマサガ2リメイクのクリアレビューです!
感想を一言で言えば、システム面がめちゃくちゃ面白いRPGでした!
私自身はロマサガ2リメイクをSwitch版で裏ボス撃破までの70時間超遊んできました。
今回の記事では本作の購入を迷っている人の参考になれば幸いです!
2.筆者のロマサガ歴について
レビュー本題に入る前に筆者のロマサガ歴についてお伝えします。
私自身はロマサガ歴がほぼありません!
強いて言うならば・・・①本作の体験版→②ロマサガ3といった順番で遊んだことはあります。
ロマサガ3についてもクリアまではプレイしてません。
「体験版なんて歴に入れんなよ!」とか「ロマサガ3もクリアまでしてないんかい!」といった声が聞こえてきますね・・・
そうなんです。がっつり遊んだロマサガシリーズは本作が初めてなんです!
ロマサガ初心者です。初心者が遊んだ感想という点も含めて読み進めてもらえたら嬉しいです!
3.面白かったところ
本作の面白かったところについてまとめていきます!
3.1.皇帝継承システム
まず一つ目の面白かったところは「皇帝継承」でした!
皇帝継承とは・・・今の皇帝を次の皇帝へ継承することです。
皇帝継承のメリットをざっくりと・・・
- 皇帝継承をすることでマスターレベル(帝国全体のレベル)を上げることができる
- 進めることができなかったストーリーを進めるようになる
- 新しい陣形を取得できる
などの様々なメリットがあります。
いくつかの条件で皇帝継承が発生します。
私が皇帝継承で多かったのは「年代ジャンプ」と「退位」でした。(他にもあります。)
ストーリーを進めていると節目などで年代ジャンプが発生します。
〇〇年後という表示が出て、それに伴って皇帝継承も発生します。
また、「退位」とは自ら退位を選んで次の皇帝を選ぶというものです。
次は誰を皇帝にしようかなと考える面白さがありました!
物理攻撃が得意な皇帝もいれば魔法が得意な皇帝もいるように、皇帝の能力も毎回変わります。
皇帝の能力に応じて、陣形の見直しや味方キャラの組み合わせを考えていく面白さがありました!
主人公が固定ではない分、キャラクターへの愛着はあまり湧かなかったです。
3.2.ストーリー
ボリュームのあるストーリーはワクワクさせられました!
本作のストーリーは自分で選択を迫られることがあります。
どのようにストーリーを進めるのか、どの選択肢をとるのかによって展開が若干変わります。
実際に自分がとった選択によって「帝国の収入が減少してしまった」ということがありました。
「ただでさえ金欠なのに・・・」と思うこともありましたけど、それも自分の選択した道です。
それを受け入れた上で「解決できないかな」と試行錯誤する面白さもありました。
その他にも後に調べてみると、選択によって誰が仲間になるかも変化するみたいです。
自分がゲームの中の世界に影響を及ぼしていくというのは遊んでいて、よりゲームにのめりこんでしまう要素だったなと思います!
3.3.戦闘システム
戦闘システムも本作の魅力となっています!
本作のバトルはコマンドバトルとなっています。
画面の左上に次に誰が行動するか分かるようになっています。
各キャラクターのターンが来たら行動を選択してバトルを進めて行きます。
その中で面白いと思ったところは敵の弱点を付いていくところです。
本作では武器の種類が様々あります。(剣、斧、槍など)
それに加えて魔法攻撃などには属性があります。
どの武器や魔法での攻撃が弱点になるのかを考えながら戦うのは面白かったです!
どんな敵が来てもある程度対応できるようにパーティ編成を考えるところも面白かったです!
また、「戦闘陣形」も面白さに繋がる要素でした。
陣形によって狙われやすくなったり、攻撃力や素早さが上がったりなど、様々なものがありました。
体験版からも面白そうだなと思っていた要素でしたけど、期待通りの面白さでした!
3.4.育成システム
育成システムも体験版から感じていたように面白かったです!
具体的に大きく2つの育成要素が面白かったです。
1つ目が技術点についてです。
本作では経験値=技術点となります。
技術点とはバトル中に使った武器や技の経験値が上がっていくというシステムです。
具体的には武器ごとに経験値が分けられています。
武器の経験値は該当する武器を使わないと上がっていきません。
剣の経験値を上げたければ剣で攻撃をしていかないと、経験値は上がらないんですね。
RPGにおいて育成は程よい手間があると面白いと思いますが、本作にもその要素はありました。
ちなみに「HP」(体力)や技を出すために必要な「BP」は毎バトルで経験値が積み上がって行きます。
2つ目は戦闘中に技を覚えるところです。
戦闘中に技の左に豆電球がついていることがあります。
この時にその技を繰り出すと確率で新しい技を閃きます。
これが良かったですね。
「次どんな技を閃くんだろう?」とワクワクしながら「閃いてくれ!」と技を繰り出す感覚は他のRPGにはない要素だと思います!
3.5.収集要素(せんせい)
本作には収集要素もあります。
それが「せんせい」と呼ばれる黄色いキャラクターを集めることです。
「ドラクエ」で言うと「小さなメダル」が近いでしょうか。
一定数のせんせいを見つけると報酬がもらえます。
この報酬の内容が良かったりもします。
しかし、本当に面白いなと感じたところは先生の隠れている場所です!
「そんなところで何してるの!?」というところにいたりします。
個人的にはせんせい探しがツボでした!単調ではなくてすごく良かったなと思いました!
4.購入前に確認して欲しいところ(2選)
実際に本作を遊んでみて想像と違ったところや他のRPGと違うなと感じたところがありました。
4.1.想像と違ったところ
本作の想像と違ったところは「LP」についてです。
LPとは・・・
「LP」は戦闘不能になると1減ります。
「LP」が0になるとそのキャラクターは永久にパーティからいなくなります。
このシステムが程よい緊張感をもたらしてくれるだろう!と思っていました。
しかし、本作ではLPが0になったところで問題はありません。
皇帝のLPが0になったら皇帝継承になります。
また、他のキャラクターのLPが0になったら、同じ職業で別の名前のキャラクターが誕生します。
「職業:戦士、名前:たろう」のLPが0になった場合、「職業:戦士、名前:じゅんぺい」が誕生するようなイメージです。(細かいお話をすると、ステータスに差はあります。)
ですので、「LP」があることで手に汗握るバトルができたということはありませんでした。
ただ、純粋に敵が強いと思いますので、「強い敵との手に汗握るバトル」はありました!
LPそのものについては想像と違いましたけど、不満が溜まるほどではなかったです。
4.2.他のRPGとの違い
RPGと言えば主要キャラクターへの愛着が湧いたりすることがあると思います。
これは個人的にですが、キャラクターへの愛着はほとんど湧きませんでした。
それは皇帝継承によって都度キャラクターが入れ替わりになるということから仕方ないところだと思います。
それでも本作がめちゃくちゃ面白かったのはシステムが優れているからだと思います!
皇帝継承や育成システム等のシステム面がかなり面白かったので、キャラクターへの愛着についてはそこまで気になるところではありませんでした。
私自身は愛着がほとんど湧きませんでしたけど、七英雄の方に愛着が湧くという人はいるのではないでしょうか。
さいごに
いかがでしたでしょうか。
本作の面白かったところや想像と違ったところ、他のRPGと違うところについてまとめました。
個人的には仕事終わりや土日などの空いた時間があれば没頭してしまうくらいにハマったゲームでした。
遊び終わった感想としてはシステム面が非常に面白いRPGだったなと思います!
育成が好きな人や構成を考えることが好きな人には刺さる作品だと思いますのでぜひプレイしてみて下さい!
それではまた次の記事でお会いしましょう!